会社のMTGで「アジャイル開発、これを事業化します」と宣言してきました
タイトル通りなのですが
昨日、会社で大きめのMTGがありまして
(自分の課だけでなく、他の課の人も出席するような)
大勢の前で立って喋りました。
「アジャイルチームを支える会」も本格始動ということで
世界のアジャイラー(勝手に命名)に共有します。
事の発端
まず、自分が「アジャイル」というのをいろいろ勉強しました。
アジャイル開発の勉強会に参加したり、関連書籍を読みあさったり
客先の勉強会で登壇もしました。
さらに今の会社の状態を見て、このまま案件があっても
「よし、アジャイル開発だ!」となるような感じではありませんでした。
「じゃあ、どうするか?」と考えた結果
「あ、これを自分の力で自分の課の開発基盤にしていけばいいんだ」
ということを思いつきました。
上長へのアプローチ(1回目)
ここからは結構早く「アジャイル開発」というのは数年勉強しており
「アジャイルなら、君だよね」と言われるぐらいだったので
「これを事業化したいと思うのですが!」と言うだけで済みました。
しかし、事業化となると体制だったり、売上だったり、メリットだったりと
上の人たちを説得するための材料が必要となりました。
上長へのアプローチ(勉強)
そのため、まずは以下の本を読んで事業計画というのを勉強しました。
新規事業立ち上げの教科書 ビジネスリーダーが身につけるべき最強スキル
- 作者: 冨田賢
- 出版社/メーカー: 総合法令出版
- 発売日: 2014/08/21
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事業計画というのを1回も考えたことない私にとって
とても読みやすくわかりやすいないようでした。
そして、アジャイル開発を事業計画に必要な項目などに落とし込んで資料を作成しました。
資料はさすがに公開することは難しいのですが、気付かされる点はだいぶありました。
アジャイル開発系の勉強会があれば、そのときにでも話せればと思います。
上長へのアプローチ(2回目)
作った資料を材料に上長とのアプローチ(認識合わせという感じでしたが)をしました。
より具体的なところが出てきたり、逆にもっと詰めないといけないところも出てきて
1回目よりもかなり具体的になってきました。
そして、次にタイミングよく会社のMTGでアピールする場があったため
プレゼンする準備に取り掛かりました。
プレゼン(準備)
持ち時間は、約10分という短い中で
「どうやれば、社員が『アジャイル』というものに興味と理解をしてくれるか」
というのを第一に考え、スライドを作成しました。
考えた内容は以下の通り
「シンプルにアジャイル開発での良いことを全面に出す」
プレゼン(実施)
しっかりと資料を用意しましたし、ノートも準備しましたが
やはり、社員の前でプレゼンするというのはとても緊張するものです。
結果としては、かなりの好感触で良い質問のたくさん出て
かなりためになったプレゼンでした。
そして、宣言したので、自分はこれでやっていくしかないです。
もちろん、やりたいことをやっていくのでやります。
ただ、まだ具体的にしなければいけないことなど
たくさんあるので、これからが本番というところです。
最後に
「アジャイル開発」というと広い意味で捉えてしまいがちで
タイトル見ただけで「え?」と思う人もいるはずですが
ここから少しずつ具体的にしていけばいいと思ってますし
まずは動かないと!という感じです。
さらに日本のSIerは、アジャイルを採用している会社はたくさんあります。
しかし、まだ日本の社会には浸透しきれていないので
その一端を担えればと思います。
最後の最後に
アジャイル開発したいのだけれど、どうすればいいの?
という人はたくさんいると思いますので、会える機会がありましたら
どんどん情報共有していきましょう。
私は、上記のような動きをして動き出しました。