【アジャイル】アジャイル(スクラム)をやれるチャンスがきたので考えを整理する
はじめに
ちょうど2年前に以下のエントリーを書きました。
ただ、前の会社では自分の力不足により断念した感じでした。
しかし、今一度やれるチャンスが出てきたので、考えの整理にも兼ねて
書いておきます。
やること
上長以上の人にアジャイルを理解してもらった上でやる
当たり前のことだと思うのですが、このバックグランドがあるのとないのとでは
「業務でやるアジャイル」はできないと考えます。
「よくわからんがやりたいからやらせている」ということでは
何かあった際に説明するのが難しいですし、同じ目線で話すことができません。
また、現場ベースからのボトムアップも時には必要だと思うので
「一度会話してOKもらったから」という考えにならずに
いつでも上の人たちに説明できるように準備しておくことも大事です。
アサインメンバー(予定者含む)には事前学習をやってもらう
特に未経験者は「アジャイルって何?」からなので
いきなり「こういうやり方でやっていきます!」とリーダーっぽい人から
言われるとその方向に目線が行ってしまいチームとして機能しにくくなると思います。
なので、まず事前学習をしてもらうようにするのが良いと考えました。
学習に最適なものは以下の通りです。
- 作者: Jonathan Rasmusson,西村直人,角谷信太郎,近藤修平,角掛拓未
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2011/07/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 42人 クリック: 1,991回
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言わずと知れたサムライ本です。
厳密的にはスクラムではありませんが「アジャイル」とはなんぞや?
というのを広く浅く学べる本です。
- 作者: 西村直人,永瀬美穂,吉羽龍太郎
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2013/02/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 5人 クリック: 13回
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スクラムに関する本は他にもありますが、ちょうどいいページ数で
マンガテイストなイラストがあるものでスクラム導入からリリースまでを
簡潔にわかりやすく書かれている本なので、こちらがオススメです。
https://www.scrumguides.org/docs/scrumguide/v2016/2016-Scrum-Guide-Japanese.pdf
スクラムのことを十数ページで書かれているもので
時間がないときやスクラムってこれでいいんだっけ?というときに読めそうなものです。
他にもいろいろな本がありますが、読む時間も限られているので
最初はこのぐらい読むまでで良いと思います。
プロダクトについて理解をする
アジャイル(スクラム)は、「プロジェクト」に対してコミットするのではなく
「プロダクト」に対してコミットするものです。
なので、事前にどういうプロダクトなのか?というのを理解しておくことが大事です。
実際に使ってみたり、なぜこのサービスを作ったのかを運用者に聞いてみたり。
アジャイル(スクラム)を勉強した人がいたら、舵取りになる
自分も含めて未経験には不安がつきものです。
未経験者に対しては随時フォローを行い、自分の知識を共有していきます。
ただし「リーダー」ではないので、自分の意見が100%にならないように
うまくチームを誘導していくことも意識していければと思っています。
現状
今まさにスクラムの学習(復習)とチーム作り真っ最中であり
形になっていないのが現状です。
ただ、自分が2年前に宣言してやれなかったことが
今やれているので、不安要素はたくさんありますが形になるようやっていきます。
後は、プログラマとしてのスキル上げなくちゃな・・・