【Python】CentOS6.5にPython3.5.2をインストールするとき「locale.Error: unsupported locale setting」が出るときの対処法

はじめに

ちょっとPythonでやりたいことがあり
Pythonを触ったことない人がPythonをインストールを実施したところ
数十分ハマったので、メモ書き程度の話です。

環境

  • OS X El capitan
  • Vagrant 1.8.1
    • CentOS6.5
  • Python3.5.2をmake installでインストールする

前提条件

  • VagrantからCentOSに接続できること
  • pyenvを使わずにインストールする

やってみた

以下に書かれていた内容をそのまま実施してみました。

chyka.hatenablog.jp

その結果、エラーが発生

locale.Error: unsupported locale setting

エラーの通りなのですが、localeがサポートされていないということらしいです。
なので、localeを確認します。

[vagrant@vagrant-centos65 ~]$ locale
locale: Cannot set LC_CTYPE to default locale: No such file or directory
locale: Cannot set LC_ALL to default locale: No such file or directory
LANG=en_US.UTF-8
LC_CTYPE=ja_JP.UTF-8
LC_NUMERIC="en_US.UTF-8"
LC_TIME="en_US.UTF-8"
LC_COLLATE="en_US.UTF-8"
LC_MONETARY="en_US.UTF-8"
LC_MESSAGES="en_US.UTF-8"
LC_PAPER="en_US.UTF-8"
LC_NAME="en_US.UTF-8"
LC_ADDRESS="en_US.UTF-8"
LC_TELEPHONE="en_US.UTF-8"
LC_MEASUREMENT="en_US.UTF-8"
LC_IDENTIFICATION="en_US.UTF-8"
LC_ALL=

言語がバラバラだからかな?と思い、言語を英語にしてみたりしました。

sudo vi /etc/sysconfig/i18n
. /etc/sysconfig/i18n

しかし、うまくいかず困ったときのstackoverflowです。
そして、同じように悩んでいる記事を見つけました。

stackoverflow.com

その結果、以下のコマンドを打てば良いということです。
適用した内容も載せておきます。

[vagrant@vagrant-centos65 ~]$ export LC_ALL=C
[vagrant@vagrant-centos65 ~]$ locale
LANG=en_US.UTF-8
LC_CTYPE="C"
LC_NUMERIC="C"
LC_TIME="C"
LC_COLLATE="C"
LC_MONETARY="C"
LC_MESSAGES="C"
LC_PAPER="C"
LC_NAME="C"
LC_ADDRESS="C"
LC_TELEPHONE="C"
LC_MEASUREMENT="C"
LC_IDENTIFICATION="C"
LC_ALL=C

重要なのは、「LC_ALL」のようですね。
そして、インストールを再実行してみたところうまくいきました。

まとめ

こういうところで行き詰まると、本来やりたかったことが
遠のき大変ですがもっと簡単にインストールできないものかな?と思いました。

【Ruby】【6回目】Kawasaki.rb #042 に参加しました

まさかの1年3ヶ月の参加です。
Rubyから離れっぱなしなので、ちょっと気持ちを切り替える意味で参加してきました。

概要

kawasakirb.connpass.com

内容

以下のページで素晴らしくまとまっているので一読必須です。

Togetter

togetter.com

まとめ

medium.com

感想

今回、応募が15人という自分が去年参加していたころより
多くなっており、川崎Ruby会議をやった効果なのかな?と思いました。

また、地域コミュニティらしいフレンドリーな感じは健在で
1年ちょっとのブランクがあっても場に溶け込むことができました。

そして、いつも通り自己紹介から始まり、パーフェクトRuby読書会をやり
最後に発表ということをやりました。
※20分ぐらい話していたと思います。

自分が1つ発表したのが以下のものです。

Ruby勉強会なのに、Rubyのことではない過ちを犯していますが
その辺は主催者の寛大な心遣いに感謝です。
そのおかげで無事に発表して、Serverlessの1つの事例を共有できたと思っています。

懇親会

前は、ミューザ川崎の飲食店だったのですが
最近はその周辺の中華屋さんになっておいました。
安くて美味しい老舗な店でとても良かったです。
リピートする理由がわかりました。

そして、ダムの話が熱かったです。

宣伝

調度良い人数と雰囲気で、毎月開催しています。
とても参加しやすいので是非参加しましょう!

次回は年末年始なので開催日時が変則的になるようですが
今年の締めに参加してみてはどうでしょうか?

そして、参加する際は以下の本を持っていきましょう。

パーフェクトRuby (PERFECT SERIES 6)

【AWS】スマートフォンを機種変更するとき、2段階認証(MFA)を解除し忘れたので解除依頼をした

はじめに

先日、満を持してiPhone7 SIMフリーに機種変更をしました。

そして、個人で使っているAWSアカウントはセキュリティ強化のため
2段階認証(以下、MFA)設定していました。

しかし、前の機種でMFAを解除し忘れたため
AWSコンソールにログインできなくなってしまいました。

今回はMFA解除するまでの話を書きます。

前提条件

  • AWSのルートアカウントにMFAを設定していること
  • 機種変更をして、AWSにログインできなくなってしまった。
  • 筆者は英語がまったくできません。

解除方法

まず、ルートアカウントでログインするところまでは同じで
以下の箇所をクリックします。

f:id:fujikawa-y:20161007092954p:plain

次に以下の画面が表示されるので、囲っている箇所をクリックします。

f:id:fujikawa-y:20161007093130p:plain

お問い合わせフォームが表示されるので、以下のように記入していきます。

f:id:fujikawa-y:20161007093645p:plain

そして、送信します。
10 〜 15分待っていると電話がかかってきます。
もし、電話番号を間違っていた場合、メールが送られてきます。

最初の電話は英語なので、英語が喋れる人はそのまま解除の手続きを
すれば良いですが、筆者はまったく英語が喋れない状態です。
なので、相手がある程度喋りきった後にこちらから
「I can't speak english.」ということを伝えました。

そうすると、相手は日本からの問い合わせということを知っているので
すぐさま「日本のオペレーターに繋ぐから待っていてくれ」という旨のことを話します。 英語がわからなくても「Japanese operator」という単語が聞こえれば問題ないです。

翌日、14時過ぎに日本のオペレーターから電話があり、無事に解除することができました。
平日昼間の対応のみなので、人によってはかなり都合が悪い状況なので
1日待機してないといけないかもしれません。

まとめ

「英語を聞ける喋れるようになりましょう」というのが正直なところですが
英語がまったくできなくても解除はできるので、もし同じような状況になった人に対して
少しで参考になってもらえればと思います。

【Serverless】はじめてのServerless Framework v.1 rc1 その2

はじめに

前回に引き続き、Serverless Frameworkを使った開発をしていきます。

【Serverless】はじめてのServerless Framework v.1 rc1 その1 - FujiYasuの日記

アーキテクチャ

Cloudcraftというサービスを使い書いてみました。

https://cloudcraft.co/view/5d16ea58-14e0-439b-a8eb-18c047e9f39a?key=wIxzJw5VW44YEquqe4O7Sw

※今回は、ServerlessなのでAPI GatewayAWS Lambdaの話がメインです。

環境

  • OS X El capitan
  • nodebrew 0.9.6
    • Node.js v5.12.0
    • npm 3.8.6
    • aglio 2.2.1 ※API Blueprintを使って、API仕様書を作るために入れてみました。
  • Serverless v.1 rc1

前提条件

  • 前回の記事まで読み進んでいる人

やってみた

はじめに

前回までのAPIは、URLがわかってしまうと誰でもAPIを叩いてしまうことができ
セキュリティ的に良くない状況となってしまいます。

また、API GatewayAPIを実行された分だけお金がかかるので
いたずらにやられてしまうと大きな金額の請求がきてしまいます。

API Keyの作成

ここでは、API Keyを発行します。 GUIからでも作れますが、AWS CLIからKeyを発行するします。

aws apigateway create-api-key --name 'dev-my-first-serverless-rc1' --description 'Used for development' --enabled --region ap-northeast-1

serverless.ymlを編集

Keyが作成されたので、API Keyの名前をServerless側で記述します。 さらにAPIAPI Keyを指定するため、event単位で「private: true」を設定します。

provider:
  name: aws
  apiKeys:
    - dev-my-first-serverless-rc1
functions:
  hello:
    handler: handler.hello
    events:
      - http:
          path: handler/hello
          method: get
          private: true

ドキュメントは、以下のページです。

serverless/01-apigateway.md at 9699667cc0f35e222e160e9be53fcb6e3003742c · serverless/serverless · GitHub

デプロイ

ここまで設定したら、後はデプロイするだけです。

[0:00:46] Y_Fujikawa:my-first-serverless-rc1 $ serverless deploy -v
erverless: Packaging service...
Serverless: Removing old service versions...
Serverless: Uploading CloudFormation file to S3...
Serverless: Uploading service .zip file to S3...
Serverless: Updating Stack...
Serverless: Checking Stack update progress...
CloudFormation - UPDATE_IN_PROGRESS - AWS::CloudFormation::Stack - my-first-serverless-rc1-dev
CloudFormation - UPDATE_IN_PROGRESS - AWS::Lambda::Function - InsertLambdaFunction
CloudFormation - UPDATE_IN_PROGRESS - AWS::Lambda::Function - HelloLambdaFunction
CloudFormation - UPDATE_COMPLETE - AWS::Lambda::Function - InsertLambdaFunction
CloudFormation - UPDATE_COMPLETE - AWS::Lambda::Function - HelloLambdaFunction
CloudFormation - CREATE_IN_PROGRESS - AWS::ApiGateway::Deployment - ApiGatewayDeployment1474902440291
CloudFormation - CREATE_IN_PROGRESS - AWS::ApiGateway::Deployment - ApiGatewayDeployment1474902440291
CloudFormation - CREATE_COMPLETE - AWS::ApiGateway::Deployment - ApiGatewayDeployment1474902440291
CloudFormation - UPDATE_COMPLETE_CLEANUP_IN_PROGRESS - AWS::CloudFormation::Stack - my-first-serverless-rc1-dev
CloudFormation - DELETE_IN_PROGRESS - AWS::ApiGateway::Deployment - ApiGatewayDeployment1474902169689
CloudFormation - DELETE_COMPLETE - AWS::ApiGateway::Deployment - ApiGatewayDeployment1474902169689
CloudFormation - UPDATE_COMPLETE - AWS::CloudFormation::Stack - my-first-serverless-rc1-dev
Serverless: Stack update finished...

Service Information
service: my-first-serverless-rc1
stage: dev
region: ap-northeast-1
endpoints:
  GET - https://xxxx.execute-api.ap-northeast-1.amazonaws.com/dev/handler/hello
functions:
  my-first-serverless-dev-hello: arn:aws:lambda:ap-northeast-1:201892032205:function:my-first-serverless-rc-1dev-hello

動作確認

Endpointsも書かれているので、Curlコマンドを叩けばすぐ確認できます。

[0:03:27] Y_Fujikawa:my-first-serverless-rc1 $ curl https://xxxx.execute-api.ap-northeast-1.amazonaws.com/dev/handler/hello
{"message": "Forbidden"}%

[0:05:49] Y_Fujikawa:my-first-serverless-rc1 $ curl -H "x-api-key: <作成したAPI Key>" https://xxxx.execute-api.ap-northeast-1.amazonaws.com/dev/handler/hello
{"message":"Go Serverless v1.0! Your function executed successfully!"}

まとめ

今回はAPI Keyの発行をAWS CLIから実行しましたが、Serverlessからでもできそうな感じがあります。
それでも、わざわざGUIから設定せずスムーズに作業をできるのはいいですね。

【Serverless】はじめてのServerless Framework v.1 rc1 その1

はじめに

先日、実践Serverlessの勉強会レポートを書きました。

fujiyasu.hatenablog.com

そして、ちょうど良く業務でもサーバーレスでやってみる?という
話にもなったので、技術調査も兼ねてプライベートで触ってみました。

なお、今回はバックエンドではなく
フロントエンド寄りの構成の話となります。

今回は、Serverless Frameworkを使って効率的に開発できるか試してみます。

github.com

アーキテクチャ

Cloudcraftというサービスを使い書いてみました。

https://cloudcraft.co/view/5d16ea58-14e0-439b-a8eb-18c047e9f39a?key=wIxzJw5VW44YEquqe4O7Sw

※今回は、ServerlessなのでAPI GatewayAWS Lambdaの話がメインです。

環境

  • OS X El capitan
  • nodebrew 0.9.6
    • Node.js v5.12.0
    • npm 3.8.6
    • aglio 2.2.1 ※API Blueprintを使って、API仕様書を作るために入れてみました。
  • Serverless v.1 rc1

前提条件

  • Serverless Frameworkを触ったことない人
  • AWSコンソールにログインできる

やってみた

インストールとプロジェクト作成

クイックスタートに書かれているように1 〜 5をやります。

github.com

Step 4に

serverless create --template aws-nodejs --path my-service

とありますが、nodejsで作られるようになっていますが
ServerlessはPython、Java8にも対応しているのでお好みで大丈夫です。
今回はそのままNode.jsを使います。

また、今回はプロジェクト名を「my-first-serverless-rc1」としました。

作られたものを確認

自動でプロジェクトの雛形が作られ、そのままデプロイできますが
それぞれのファイルを確認していきます。

・serverless.yml API Gateway, Lambda, IAMに関する設定をまとめて管理するファイル。
デフォルトが東京リージョンでないため、注意。
また、そのままだとLambdaしか作られないため、API Gatewayも一緒に作る場合
以下の設定を追加します。

functions:
  hello:
    handler: handler.hello
    events:
      - http:
          path: handler/hello
          method: get

ドキュメントは、以下のページです。

serverless/01-apigateway.md at 9699667cc0f35e222e160e9be53fcb6e3003742c · serverless/serverless · GitHub

・handler.js AWS Lambdaでの「入り口」となる部分です。
自動生成した際は「Go Serverless v1.0! Your function executed successfully!」という
文字列が返却される状態となっています。

・event.json ローカルテスト用のファイルだと思います。
あまり使う機会がなく、まだ詳しくないですがあっても問題ないです。

デプロイ

Step 6のコマンドでデプロイできますが、オプションをつけると経過がわかるのでオススメです。

[0:00:46] Y_Fujikawa:my-first-serverless-rc1 $ serverless deploy -v
Serverless: Packaging service...
Serverless: Removing old service versions...
Serverless: Uploading CloudFormation file to S3...
Serverless: Uploading service .zip file to S3...
Serverless: Updating Stack...
Serverless: Checking Stack update progress...
CloudFormation - UPDATE_IN_PROGRESS - AWS::CloudFormation::Stack - my-first-serverless-rc1-dev
CloudFormation - UPDATE_IN_PROGRESS - AWS::Lambda::Function - HelloLambdaFunction
CloudFormation - UPDATE_IN_PROGRESS - AWS::Lambda::Function - InsertLambdaFunction
CloudFormation - UPDATE_COMPLETE - AWS::Lambda::Function - HelloLambdaFunction
CloudFormation - UPDATE_COMPLETE - AWS::Lambda::Function - InsertLambdaFunction
CloudFormation - CREATE_IN_PROGRESS - AWS::ApiGateway::Deployment - ApiGatewayDeployment1474556465062
CloudFormation - CREATE_IN_PROGRESS - AWS::ApiGateway::Deployment - ApiGatewayDeployment1474556465062
CloudFormation - CREATE_COMPLETE - AWS::ApiGateway::Deployment - ApiGatewayDeployment1474556465062
CloudFormation - UPDATE_COMPLETE_CLEANUP_IN_PROGRESS - AWS::CloudFormation::Stack - my-first-serverless-rc1-dev
CloudFormation - DELETE_IN_PROGRESS - AWS::ApiGateway::Deployment - ApiGatewayDeployment1474250545851
CloudFormation - DELETE_COMPLETE - AWS::ApiGateway::Deployment - ApiGatewayDeployment1474250545851
CloudFormation - UPDATE_COMPLETE - AWS::CloudFormation::Stack - my-first-serverless-rc1-dev
Serverless: Stack update finished...

Service Information
service: my-first-serverless-rc1
stage: dev
region: ap-northeast-1
endpoints:
  GET - https://xxxxx.execute-api.ap-northeast-1.amazonaws.com/dev/handler/hello
functions:
  my-first-serverless-rc1-dev-hello: arn:aws:lambda:ap-northeast-1:201892032205:function:my-first-serverless-rc1-dev-hello

動作確認

Endpointsも書かれているので、Curlコマンドを叩けばすぐ確認できます。

curl https://xxxxx.execute-api.ap-northeast-1.amazonaws.com/dev/handler/hello

{"message": "Go Serverless v1.0! Your function executed successfully!"}

動作確認が済んだら、以下のコマンドを実行すればデプロイした内容が
すべて削除されてきれいになります。

serverless remove

注意

APIの認証をしていないため、APIのURLがわかってしまうと
いたずらにアクセスされる可能性があるため、認証キーを設定した方が良いです。
設定の仕方はまた次回に書きます。

まとめ

最初、便利だなぁと思っていたのですが
手動での設定が多すぎてとても大変な印象を受けましたが
すでに便利なフレームワークがあったことに驚きました。

もう少しいろいろ試してみて、便利さを実感していこうと思います。

【Linux】権限は問題ないのに「Permission denied」と出てコマンドが実行できない。

はじめに

業務で新サービスを立ち上げる際に、構成管理はプロビジョニングツールを使います。
最近はプロビジョニングツール職人(と言っても、難しいことはしていない)として
新サービスに携わっています。

そこで、ちょっとハマったところをメモします。

環境

  • CentOS 6.8(プロビジョニング先のサーバー)
  • itamae 1.9.9

前提条件

itamaeをホスト側で動作し、CentOSに接続できること。

詳細

itamaeでサクッと書きつつ、実行しました。
インストール系はうまく動作して問題なかったのですが
サービスの起動でエラーが発生してしまいました。

# 今回は、php-fpmが例です。
 INFO :     execute[/etc/init.d/php-fpm restart] executed will change from 'false' to 'true'
ERROR :       stdout | Stopping php-fpm: [60G[[0;31mFAILED[0;39m]
ERROR :       stdout | Starting php-fpm: [04-Aug-2016 11:35:59] ERROR: failed to open configuration file '/etc/php-fpm.d/default.conf': Permission denied (13)
ERROR :       stdout | [31-Jul-2016 11:35:59] ERROR: Unable to include /etc/php-fpm.d/default.conf from /etc/php-fpm.conf at line 11
ERROR :       stdout | [31-Jul-2016 11:35:59] ERROR: failed to load configuration file '/etc/php-fpm.conf'
ERROR :       stdout | [31-Jul-2016 11:35:59] ERROR: FPM initialization failed
ERROR :       stdout | [60G[[0;31mFAILED[0;39m]
ERROR :       Command `sudo -H -u root -- /bin/sh -c cd\ \~root\ \;\ /etc/init.d/php-fpm\ restart` failed. (exit status: 1)
ERROR :     execute[/etc/init.d/php-fpm restart] Failed.

うーむ、なぜだろう。
実行権限、所有者、グループに間違いはないことは確認済みです。

解決策

調査したところ、SELinuxが悪さをしていたようです。

park1.wakwak.com

コマンドを叩いて現状を確認してみます。

$ getenforce
Enforcing

SELinuxが有効のままでした。
そのため、Permissiveモードにしてみます。

$ setenforce 0
Permissive

変わっていたので、itamaeを再実行してみたところ正常に実行されました。
Linuxの知識が乏しいですが、SELinuxはよく邪魔者扱いされますが
実際OFFのままでもいいのでしょうか?難しいところです。

ちなみにitamaeにもSELinuxを操作するプラグインがありました。

github.com

【レポート】「実践SERVERLESS」に参加しました。

はじめに

AWS Lambdaが出てからだいぶ経ちますが、プロダクションとしての実績も
チラホラ聞こえるようになり何かしら勉強会ないかな?と思っていたところに
調度良い勉強会があったため、参加しました。

classmethod.connpass.com

最初は補欠でしたが、当日になり繰り上げ当選となったのは
ほんと運が良かったと思います。

後日、スライドが上がると思いますが、取り急ぎメモした内容を書きます。

セッション

Introducing Serverless Computing

Serverlessが使えるところや事例を聴くことができました。

活用するシステム一例

  • リアルタイムファイルプロセッシング

    • イメージ変換(サムネイル作成)
    • ドキュメントのメタデータのインデックス化
    • ログの処理
    • メディア・コンテンツのバリデーション
  • リアルタイムストリームプロセッシング

    • ストリーム分析
    • メトリクス作成
    • インデクシング

Serverless Web and Mobile Application

下記のものを使うのが定番となっている。

新しいエコシステム

AlexaアプリとSlackを使い、ServerlessでのBotを実現できる。

AWS CloudTrailでログ管理

APIの呼び出しログを管理する「CloudTrail」と連携してログ監視を行える。

事例

海外
  • VidRoll
  • PlayOn! Sports
  • easy ten
国内

Lambda と API Gateway の管理

サーバーレスの役割

  • どこをサーバーレスにするか?
    • いろんなところでできる。
  • フロントエンド
    • 通信データ取得や登録を行うところ
  • バックエンド
  • その他

管理方法の選定

管理ツールはたくさんある。 →ツールごとに観点が違う。

Lambda管理ツールを選ぶ4つのポイント

ツールの特徴
  • API Gatewayの併用
  • 対象は、API Gateway + Lambda、Lambdaのみの2パターン
  • セットはフロントエンドを対象としているツールが多い
  • Lambdaのみを対象としているツールは、汎用的に導入しやすい
他のリソース管理

観点は以下のとおり

  • システムの規模の大きさによって変わってくる。
  • 大きくなったら、分割するほうが良い。
  • 小さい場合は、まとめた方が良い。
ロールバック

リリース時などに障害が起き、前の状態に戻したい場合がある。
その際に管理ツールでできるかどうか。

  • 対応しているツールとしていないツールがある。
  • 対応しているのは手早くロールバックできる。
使い回し

一度、作ったものはある程度汎用的の方が良い。
ただし、考えて作らないといけない。

  • そのアーキテクトは他で使いまわせるか?
  • 汎用性にする必要はあるか?
  • 設定値は実行時パラメータを使うか?
  • 環境変数は必要か?

管理ツール6種

今回は6種ですが、他にもたくさんあるとのこと。

  • AWS Cloud Formation
    • AWSのプロダクトで管理できる
    • JSONでFunctionを管理
  • Serverless
    • フロントエンドとして管理
    • API Gateway, Lambdaを管理、デプロイできる
    • このツールで動作確認もできる
  • Apex
    • Lambdaに特化
    • Terraformと連携できる
  • Gulp (node-aws-lambda)
    • node-aws-lambda以外にもライブラリがある
    • ZIPで固めてデプロイする
    • 動作確認する場合は、AWSコンソールでやる必要がある
  • Swagger hub
    • Swaggerのクラウドサービス
    • IAMのポリシーも作ってくれるので便利
  • Chalice (Beta)
  • Flourish
    • Serverless Confで発表されたもので、そろそろ出てくる?

まとめ

  • 何を重要視するか?(フロントエンド全部か一部だけか)
  • プロジェクトにあった、最適なものを選択すること
  • まずは、触ってみてとのこと

実際に使う Cognito UserPools

すでに資料は公開されています。

cognito-userpools-in-production // Speaker Deck

Serverlessというと確かにLambdaだが、Cognito UserPoolsを使って
Serverlessのシステムを作成することができる。

デモで使用したサンプルは、以下のもの

github.com

※この辺は、自分にとって難しく「便利そう!」というぐらいしかわかりませんでした・・・

まとめ

事例や管理ツールについて詳しく聞けたのが良かったです。
欲を言うと運用方法(監視など)も聞ければ良かったなぁと思っています。
実際に運用されているシステムってどうやっているのでしょうか?気になります。

「Serverless Web and Mobile Application」であれば、比較的手軽に試せそうなので
いろいろ試して、ノウハウを蓄積していこうと思います。