【アジャイル】アジャイル(スクラム)をやり始めて2ヶ月ほど経ったので振り返る
はじめに
本エントリーは以下の続きです。
報告会とかあっても良さそうなのですが、走り始めなのと
業務時間はチケット消化に忙しいのでその場もなかなか設けられずな状態です。
なので、丁度GWということもあり
整理も兼ねて一度書いてしまおうと思います。
これを元に会社の技術ブログや何かの登壇のキッカケになればいいですね!
スクラムチームメンバー
基本に則り、以下のメンバー数となります。
アジャイルでやることについては、慣れもあるので
開発チームは段々と成長していくと思います。
SMの存在が1番重要
チームで1番重要だと思ったのが「SM」の存在でした。
開発チームを円滑に進めるための手助けとしているわけですが
結局、人間同士のやり取りとなるので人間として出来ている人が
SMとして適任だと感じられました。
もっと具体的に言うと
- SMをやる人が自分の部や課の中堅どころであり、
上長にも一目置かれている - 他の部署にも顔が利き、すぐに連携が取れる
- 自分のスキルよりも、まずチームのことを考えて行動できる
上記のスキルを持ったがSMになれば、駆け出しチームでも
チームを成長させていき、軌道に乗せていけると存在であり
スクラムチームを作る上でとても重要だと今回思いました。
開発チーム
今までやってきたものもあるので、現在、得意分野(アプリが得意ならアプリなど)を
担当しているのが現状です。
チームが成熟していくに連れて、その垣根も越えて全員がある程度のことが
できるようになっていくと思います。
※自分は手を広げすぎるとどれも中途半端になりそうなので、
しばらくサーバーサイドかな?と思っていますが。
また、若手が半数、中堅が半数となっており、また半数ずつということで
自然に師匠と弟子という形にもなり、業務を通じての教える、教わるという
体勢ができています。
まさかここまで考えてメンバーを選抜したのか?というぐらい、
うまくいっている感じがしており人員配置を考えた
マネージャーはすごいなと思わされました。
アジャイルプラクティス
導入した大まかなプラクティス
初めてやるので「基本に忠実に」ということでやっています。
現在うまくやれているので、チームの成熟度に合わせて
どんどん洗練されていくと思います。
導入した細かなプラクティス
- 1日1回のスクラムチームミーティング(期間限定)
- プランニングポーカー
- バーンダウンチャート
- バーンアップチャート
1以外はプラクティスもあるので、説明不要だと思います。
1については、スクラムマスターの判断で導入したものです。
業務をやっていく中で、週1の定例では遅いということで
開発スピードは落ちるにしろ「1日1回問題をキャッチアップする」を
目的にMTGを実施しています。
結果は、やって正解でした。
やはり新しいことをやると必ず問題が出てきて、すぐに議題に上げることが
できるようになり、その場で解決(または相談)することができ
MTGが多くなるにしろスクラムチーム立ち上げ時はなるべくやった方が
いいと思いました。
問題点
もちろん、すべてうまくいっているわけでもありません。
今回やってきた中で問題となっていたものは以下の通り。
- チーム立ち上げ時はミーティング多い
- すでにローンチ済みのサービスのため、本番の調査依頼などが入ってくる
- チケット消化がメインとなっているため、立ち上げ当初に作ったものの見直しがない
- POがいない問題
1については、立ち上げ時特有の問題だと考えています。
チーム全員が同じ目線で同じ目標に向かうためには、全員出席で認識合わせを
しなければならないため、根気よくやるべきだと思いました。
2については、自分が携わっているプロダクトの問題なのかもしれませんが
バックログ以外のタスクが割り込みとして入ってきて、進捗に影響しています。
良くはない状況ですが、それを見越してのベロシティを出すのもありと言えばありです。
しかし、割り込みはない方がいいはずなので、そのへんも改善も今後の課題となります。
3については、スクラムに限らず通常のシステム開発でもあるあるだと思います。
ただ「1週間に1回見直そう」というのも短すぎだと思うので、3ヶ月に1回など
その感覚が良いのでは?と思い始めました。今度、スクラムマスターに相談してみよう。
4については、自分のチームだけでなく他のところでもあるあるだと思います。
しかし、この問題はPOもちゃんと認識しており、意識してチームの近くに
いるようにしてもらえています。
当たり前のことだと思わがちですが、ちゃんとPOに問題点を言えて
お互い改善していけてるところがあり「いいチームだな」と認識させられます。
現状とまとめ
2ヶ月ほど経ち、振り返ってみましたがいい感じにまわり始めたと思います。
ただ、スプリントはまだ回数が少ないため、安定したとは言えない状況です。
こればかりは数をこなしていき、安定させ価値あるものをどんどんリリースして
いければと思います。