【教育】2015年度:新人教育担当になった話 その1
2年前にこういうエントリーを書きました。 fujiyasu.hatenablog.com
そして、去年も同じように教育担当となり
今年も担当になりました。 3年連続です。
そこで、書き味は2年前と違う感じになると思いますが
振り返りと共有も兼ねて「どういうことをやってきたか?」
というのを書いていきます。
4月
仕事場
SESで仕事をしているので、基本的に自社にはいません。
「教育担当なのに自社にいない」ということになります。
では、どうするかというと・・・
新入社員は担当者のいる現場にそのまま出向です。
よくある「新人たちだけで3ヶ月間みっちり自社で研修」というのはやりません。
普通に聞くと「研修せずにお客様先とは大丈夫?」と思いますが これはこれでかなり効果があります。
- 生の職場が見れる
- 自社という緩さがない(普通はないと思いますが)
- 社外の人と話せてタイミングが合えば、出向先のお客様先の新人と話せる
新人には負担が大きいのですが、研修と現場はまったく別物だと考えていて
単純な計算になりますが「3ヶ月の研修より早く成長できる」ことになります。
研修内容
いきなりタスクを振るわけにいきません。
さすがにそれができたら、もう新人ではなく中途採用みたいなものです。
まず、やったことは1ヶ月はこちらから課題などを出したりして
「プログラマの仕事の雰囲気、やり方、お客様先の雰囲気に慣れてもらう」
というのを重点に「研修」をやります。
※この辺はお客様との関係によって研修ではなく、簡単なタスクを振られる可能性もあります。
問題点
パッと思いつくのが「同じ新人同士で研修ができない」ということです。
せっかく同期なのにいきなりバラバラとなり、吸収する知識がお客様先によって違うので
成長具合がバラバラになってしまう可能性があります。
また、入社して数日で「仕事上での同期同士の交流」が一切なくなってしまいます。
やはり、大半は業務時間となるので、最初の数ヶ月だけでも
「同期でものを作って達成させる」ということをさせた方が良いと考えています。
次に教育担当者への負担です。
担当者はお客様先に仕事があるので、それにプラス教育の時間が必要となります。
幸い、今はその時間も取れて問題ないのですが、普通は難しいと思います。
まずはこんなところです。
次にどういうことをやったかを書きます。